加齢臭を強く感じる部分

 

加齢臭というのは、基本的には頭のてっぺんから足のつま先まで、全身から漂うものであります。しかし、とくに強く臭う部分というのも確かにあります。それは大概、皮脂腺が多い部分や、汗をかきやすい部分だと思って間違いありません。

 

皮脂腺が多いのは、顔や胸元、背中などがそうです。汗をかきやすいというと、脇の下や頭皮、首筋などでしょう。また、加齢臭と言いますと、耳の後ろ側から臭うというかたも大勢いらっしゃいます。自分自身の耳の後ろ側が気になるのでしたら、指で耳の付け根部分をぐるりと触ってみて、臭いを嗅いでみたら良いと思います。

 

他人に感じられるほどの臭いでしたら、ご自分で触った指でも明らかにわかると思います。また、朝起きた時の枕の臭いを嗅いでみてください。

 

寝ている間にかいた汗の臭いだけではない、なんともいえない脂っぽいような臭いがしたら、耳の後ろ側の加齢臭も疑うべきですし、当然、頭皮の加齢臭も疑わなくてはなりません。

 

また、顔からも加齢臭は臭うものですが、とくに小鼻の両脇は要注意です。鼻の頭や小鼻の両脇が脂っぽい方は、その部分も、ご自分の指で触るなどして臭いを嗅いでみてください。

 

1日中、靴を履いている会社員のかたは、足の臭いも注意しなくてはなりませんね。今回取り上げた部分を特に念入りにケアすることで、加齢臭はかなり抑えられると思います。